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写真は瞬間を切り取ります。KPIは好きな瞬間を切り取ってはいけません。

サッカーワールドカップ 日本 対 スペイン戦は盛り上がりましたね。わたしは、天然早起きなので、何も意識することなく早朝に目が覚め、前半途中から応援していました。

あの感動ゴールを生み出すきっかけとなった、有名なこのシーン。恐らくこの写真は、”Picture of the Year”になるでしょうね。そんな賞があるかは知りませんが、この写真をスマホの待ち受けにしている人も多いはずです。それくらい良い写真です。

しかし、この素晴らしい写真も、ビジネスレビューの場で出てきたら、ちょっとツッコミどころ満載になってしまいます。

以前、こういうnote.を書きました。

何かをレビューしていくときには、ユニットで見ましょうという話です。

それと同時に大切なのは、トレンドで見ていくことです。都合の良い指標を、都合の良い時間軸で切り取ってはいけません

例の素晴らしい写真に戻りましょう。
写真というのは、流れていく時間の中から、最高の瞬間を切り取るものです。そのため、一枚の写真には前後の情報がありません。

ですので、この写真だけでは「ギリギリセーフ」の証明にはならず、1秒前、0.5秒前、0.1秒前、そして0.1秒後、0.5秒後、1秒後と連続で見ないと、判断できないですね、ということです。

この写真を例に使ってしまいましたが、誰かが真実をねじ曲げているとか、本当はゴールラインを割っているはずだとは思っていません。これは素晴らしいゴールです。

ただ、ビジネスの場面では、自分の好きなシーンを切り取って使ってはいけませんよという話でした。それは誤魔化しであり、ミスリードです。

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