踊る大捜査線より 「正しいことをしたかったら偉くなれ」
踊る大捜査線が好きです。過去にこんなnote.を書きました。
Love Somebodyを聴くと、ワクワクします。
先日の海外出張の行き帰りでは、機内ビデオで、踊る大捜査線のテレビシリーズ 11話を観て過ごしました。
ドラマ中に何度か出てきたセリフがあります。「正しいことをしたかったら偉くなれ」という、和久さんから青島へのメッセージです。
室井さんも、警察を変えるために上にいくと言っています。
偉くならなくても正しいことは出来ますし、正しいことをしないと偉くならないような気もしますが、そんな青臭い話ばかりではないのでしょう。
こんな故事があるそうです。
「若い3人が、悪政に苦しむ民を救おうと決意します」
「3人のうちの1人が役人になり、あれよあれよと出世します。その若者は、出世するため、悪政に手を貸し人民を苦しめる側に立ちます」
「友人の2人は、すっかり変わってしまった仲間を、裏切り者と非難しますが、彼らは批判するだけで何も出来ません」
「やがて若者は出世を重ね、宰相という頂点を極めます」
「その後、彼は、悪政に苦しむ民の税を軽くし、治水に力をいれ国は豊かになりました」
室井さんのやろうとしていることは、こういうことなのでしょう。
政治で言えば、「政権与党にならないと変革は出来ない」いったことでしょうか。
わたしたちビジネスパーソンはどうでしょう? 社長にならないと正しいこと、やりたいことは出来ないのでしょうか?
サラリーマン社長になっても、自分のやりたいことができるかどうかは別の話です。
起業家社長だったとしても、投資家の意向や、様々な思惑の中で、自分のやりたいことができるとも限りません。
そうなると、夢は無いのか?
わたしは、同じ志を持つ仲間たち、その仲間たちを支えるリーダーたち、それを支える市場・投資家がいれば、自分がどんな立場であっても「正しいこと・やりたいこと」は出来ると思っています。
そんな組織に出会えた人は幸せだと思います。わたしは幸せです。