昨年、ポールマッカートニーについてのnote.を書きました。
ポールは能力があり、実績も出しており、時には斬新な考えを提示し、良い作品を作るために(自己中心的なわがままも言ったのかもしれませんが)率直に自分の意見を言います。
こう書くと彼は何も悪くないように思うのですが、Get Backの中では、ポールの言動からジョージの脱退騒動にまで発展します。
では、ポールがジョージの意見を尊重し、少し妥協すれば良かったのか? 良い作品を作るためには、ポールは妥協する必要は無かったかもしれませんし、良いバンドを継続するためには、ジョンの意見を尊重した方が良かったのかもしれません。
メンバーの一員、リンゴスターは、インタビューでこんなことを言ったそうです。
以前のnote.にこう書きました。
「仕事が出来る or 出来ないは、自分の意見が採用されるかどうかだ。」という話を聞いたことがあります。外資系企業で働く、日本人エグゼクティブの言葉でした。
そういう意味では、やはりポールは「仕事が出来る人」なのでしょう。
そこからさらに一歩高みに登ると、自分の意見が採用されつつ、周囲の人も気持ちが良いという状態を作れる人になるのでしょうか?
まだわたしにはわかりません。
最後にこの動画を共有します。ポールがやりたかったこと、やっていたことはこういうことなのではないでしょうか。