Dealing with Ambiguity -曖昧さへの対応-
以前、こんなnote.を書きました。
Dealing with Ambiguity -曖昧さへの対応- というコンピテンシーは、わたしが育ってきたビジネス環境においては、非常に重要なものであると、今も感じています。
市場環境は常に変化し、自社の戦略も変化します。 わたしが働く環境は、海外本社のグローバル企業における日本法人です。 ともすれば、変化する自社の戦略・戦術においても「本社からのDirection」を待ってしまいがちです。
しかし実際のビジネスにおいて、常に明確な方針が細かいレベルで提示されるかというとそうではありません。
まず、それを考えて実践するのが、日本法人であるわたしたちの仕事です。 全ての指示を仰がないと動けないのであれば、 その仕事はとてもつまらないものになってしまうでしょう。
そして、「いくら考えても正解がわからない」のも、現代の特徴です。 ソリューションや正解は、検索したりAIに聞けばわかる時代という側面もありますが、それは比較的簡単な問いの場合でしょう。 「ネット上か過去に正解は無い」というケースが難しいわけですが、そういった事ばかり。 それくらいわたしたちは「曖昧さ」に囲まれているわけです。
わたしの仕事に求められるのは、「極力曖昧さを排除して、明確な方向性を打ち出すこと」です。 わたしの立場で「曖昧さを許容せよ」とは言えません。 それはマネジメントの怠慢と言っても良いでしょう。
とは言え、現実の世界においては「曖昧さが溢れている」のです。 うまく対処出来れば、それは大きなプラスでしょう。