見出し画像

20代前半に見つけた「偉い人」の共通点

『思考の整理学(ちくま文庫)』を読んで思い出したことがあります。

わたしは朝型です。
父親がトラック運転手で朝が早かったという家庭環境から始まり、子供時代は野球の朝練で、朝目覚ましが鳴る直前の「カチッ」という音で目を覚まし、毎日がスタートしていました。

その代わりに、夜はすぐ眠くなってしまいます。30時間一睡もしないような、本当の意味での徹夜経験は過去に2-3回しかありません。朝方まで勉強したり仕事をしたという経験もほとんどありません。
昨日も21時前に寝て、今朝は4時前から起きています。こうなると、朝型というか、単なる、、、です。

さて、タイトルにある「20代に感じた「偉い人」の共通点」ですが、(そういえば、昔は「偉い人」という表現を使っていました。いまは「(悪い意味で)偉そうな人はいるけど、偉い人はいない」と思っていますので、「偉い人」という表現は一切使わなくなりました。) わたしが新卒で入社した会社での話です。近くにいる「一番偉い人」は本部長でした。「どういう人が本部長になるのかな?」と思ったわたしは、複数の本部長を観察しました。「本部長の共通点は何か?と」

当時のわたしの結論はこちらです。表面的なことばかりかもしれませんが、非常にわかりやすい共通点でした。

  • 見た目がキッチリしている

  • 怖い

  • 出勤時間が早い

原因と結果でいうと、これらの3つがあるから本部長になったのではなく、いずれも結果論かも知れません。それでも良いのです。まずは真似をしてみることからスタートです。

新入社員のわたしが、本部長の「怖い」部分を真似するべきではありませんが、残りの二つは真似しました。特に出勤時間については、本部長の共通点を見つける過程で「もっと早く出社しているのか」と、どんどん早くなっていました。こうして、もともと朝型だったわたしは、会社員になってもそれが継続されたのです。

実は後から気づいたもう一つ共通点がありました。
それは年末の仕事納めの日は、一番最後まで会社に残り、一人一人と挨拶していたということです。厳密には、最後まで確認したわけではありませんが、いつもは早めに帰る本部長が毎年そんな感じでしたので、意図的だったはずです。

みなさんも、仕事に限らず、興味を持った人がいたら、その人の行動を観察し、真似してみてはいかがでしょうか?

お読みいただき、ありがとうございました!