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エグゼクティブコーチングノート

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マーシャル・ゴールドスミスは、「有名になる」と決めて今があるそうです

先日、マーシャル・ゴールドスミスと会話する機会がありました。  マーシャル・ゴールドスミスは、わたしが好きな本の著者であり、エグゼクティブコーチングの世界的権威という言い方をされる人です。  とある機会に、マーシャル・ゴールドスミスに質問する機会を得ました。わたしの質問は、「あなたは今でこそ、有名なコーチだが、どのようにしていまのポジションになったのか?」 でした。 彼は最初に「有名になる」と決めたそうです。 有名になる目的は、「影響力を持つ」ためです。  非常にシン

マーシャル・ゴールドスミス 『コーチングの神様が教える「できる人」の法則』 やっぱりこの本です。

2023年8月、毎日一冊計画の一冊目は、やはりこの本にします。 リーダーシップやマネジメントに関連するビジネス書で、わたしが一冊だけ推薦するとしたら、この本を推薦するかもしれないなという本です。 日本語のタイトルよりも、英語のタイトル "What Got You Here Won't Get You There"のほうが、この書籍の内容を表していると感じます。 著者のマーシャル・ゴールドスミスは、元GE CEOのジャック・ウェルチさんなど、多くの企業経営者のコーチです

サウナバスからコーチングバスへ

2019年だったか、2020年だったか覚えていませんが、その頃です。なんとなく移動式サウナが欲しいなと思い、短絡的に「サウナバスだ!」となりました。 具体的に検討してみると、なかなか課題は多く「ちょっと現実的じゃないかも」と諦めました。 しかし、色々検討していくうちに「コーチングバスも面白いかも」と思ったのです。 エグゼクティブコーチングを勉強した頃ですので、移動式コーチングも面白いかなぁというレベルの発想です。 完成までに二年程度かかったでしょうか。完成したのがこちら

野球の国際大会の時期と期末になると毎回持つ感情 期待→失望→短気→感謝→自己嫌悪

今日は朝から、WBCの準決勝メキシコ戦を家族で応援しました。 メキシコという国に、野球の印象はあまりありませんが、強かったですね。MLBで活躍する選手も多いらしいので、言われてみれば当然の話ですね。 私は、野球の国際大会の時期と、会社の期末になると毎回持つ感情というものがあります。 それは、期待→失望→短気→感謝→自己嫌悪 という流れです。 例えば今回のWBCだと、こんな感じです。 期待: 村神様打ってくれ! この先10年は君が日本の四番だ! 失望: 左ピッチャー

「優秀さ」と「率直さ」の使い方

昨年、ポールマッカートニーについてのnote.を書きました。 ポールは能力があり、実績も出しており、時には斬新な考えを提示し、良い作品を作るために(自己中心的なわがままも言ったのかもしれませんが)率直に自分の意見を言います。 こう書くと彼は何も悪くないように思うのですが、Get Backの中では、ポールの言動からジョージの脱退騒動にまで発展します。 では、ポールがジョージの意見を尊重し、少し妥協すれば良かったのか? 良い作品を作るためには、ポールは妥協する必要は無かった

メンバーのモチベーションを気にしない?

Googleのオススメニュースによく出てくるのが、ダイヤモンド・オンラインの記事です。 いずれもタイトルが興味深く、ついついクリックしてしまいます。今日は、この記事を読みました。 わたしが28-35歳くらいまでは、この記事にあるようなことを考えてマネージャーとして仕事していました。この記事にある「仮面をかぶる」ことを意識して行動していたのです。 多分、わたしなりに色々な本を読んだり、自分の性格を考えた結果としてやっていたスタイルです。 記事の中には「部下のモチベーショ

『ザ・ビートルズ Get Back: ルーフトップ・コンサート』のポール・マッカートニーとリーダーシップの難しさ

普段ディズニー作品を観ることはないのですが、Beatlesのこの動画を観たくて加入したDisney+でしたが、「観てよかった」と思える作品でした。  わたしなどは、ビートルズファンと言うのが憚られるくらいのレベルですが、昔飼っていたリクガメと犬の名前は、ジョンとポールでした。  娘の名前をリンゴにするのと、息子の名前をジョージにするのは家族の合意を得られなかったので実現することはありませんでしたが。 この作品をみるまでは、こう思っていました。 ・ビートルズの解散理由は、グ

社長を選ぶ人材の条件について

少し前の記事ですが、こんな記事を読みました。 内容は、人材の登用についての話でした。 「品格」と「人徳」が大切なのはわかりますが、どうやって身につければ良いかはわかりません。 しかし、以前のnote.でも書きましたが、ウォーレン・バフェットさんもintegrityが大切と言っていますので、欠かせない条件なのでしょう。 「品徳」というものを、どのように学ぶかは書いてありませんが、この12の質問を読んで、感じたことがあります。 まずは「自身の弱さや、そこから生まれる葛藤

ミドルマネージャー向けの連載がスタートした理由

ジャパン・クラウド・コンサルティング在籍時にスタートした、"ニューノーマルのミドルマネジメント"シリーズ。 過去、6回の連載をしていただきましたが、最初の連載から早いもので2年経過しようとしています。 多くの方に読んでいただき、月間ランキングで2位になった記事もありました。 そもそも、なぜミドルマネジメントに焦点を当てたかったかというと、 まず、わたし自身、企業の強さはミドルマネージャーが握っていると感じています。 次に、わたしは現在外資系IT企業の代表取締役社長です

『YOUR TIME』鈴木祐 今年読んだ本で一番好きな本でした

同じジャンルの本を同時並行で何冊か読むのが好きです。 並行して読むと、見えてくるのは「共通点」です。「あぁ、ここはあの本にも書いてあったな。ということは、これは複数の専門家が導いた一つの結論の形なのだろう」と。 読書においても、セカンドオピニオン、サードオピニオンと同じジャンルの読書を繰り返すことのメリットの一つはそこにあると思います。さらに言うと、全く違うジャンルの書籍からも「共通点」を学ぶことは出来ますので、これは「世の常」なのかと感じることも出てきます。 そういっ

質問に過剰反応しない力と、過剰反応させない質問をする力

円滑なコミュニケーションをするには、「自分ばかりが話すのではなく、より多く相手に話をしてもらうほうが良い」というのは、よく聞く話ではないでしょうか。 相手に話をしてもらうには、よい質問をすることでしょう。  人は受けたアドバイス以上に、話を聞いてくれたことに感謝すると聞いたことがあります。 以前こんなnote.を書きました。   プライベートのみならず、ビジネスの場面においても、質問は重要な役割を担います。  業務上必要な質問もあるでしょうし、色々話をしてもらう呼び水と

100ドル紙幣の人 ベンジャミン・フランクリンの言葉

こんな言葉に出会いました。 この言葉に出会い、100ドル紙幣の人が誰なのかを学ぶと同時に、改めて大切なことを再認識しました。

若手のマネージャーがわたしよりも優れていると思う点がいくつもあります

ちょっと前の記事です。 わたしが学び、コーチの資格を取得したエグゼクティブコーチングは、マーシャル・ゴールドスミスさんの流れのコーチングです。 コーチングにも多くの種類があり、マーシャル・ゴールドスミスさんは「行動変革」を得意とするコーチです。 「組織は頭から腐る」という言葉がありますが、その人の能力とは関係なく、責任者・トップという立場の人が持つ影響力は大きいからこそ、組織に悪い影響を与える行動は変えなくてはいけないというスタンスです。 そしてわたしが面白いと思ったの

サポートという言葉の意味を考える

マネージャーの仕事は、数ありますが、そのうちの大事な一つに「メンバーをサポートする」ことがあると思います。 マネージャーが何をすることがサポートなのか?  有名な言葉が、老子の格言といわれている「授人以魚 不如授人以漁」 です。  代わりにやることはサポートなのか?   やり方を教えることはサポートなのか? やり方も教えず、待つことはサポートなのか? やりたい気持ちになってもらうことはサポートなのか? やりたくないことも、本人にプラスだと思えば挑戦してもらうこと