小関 貴志 Coupa株式会社 代表取締役社長 | JAPAN CLOUD アドバイザー

ここでは、個人として、外資系IT企業におけるキャリア、マネジメント、セールス&マーケティング、インサイドセールスに関することから、全く関係ないことを書いています。

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記事一覧

生成AIが浸透し「お前の仕事は何なんだ時代」になったとき、説得力と影響力だけが人間の仕事になるのでしょうか

『「静かな人」の戦略書』 内向型のあなたに わたしはINFJ-Aでした

「ガッツフィーリング」じゃなくて、「ガットフィリーング」

マーシャル・ゴールドスミスは、「有名になる」と決めて今があるそうです

目から鱗、男性の育休、ベストなタイミングについて

「宜しくお願い致します」という漢字の使い方は、正しくない表現だと知りました。

わたしの好きなもの。素人には真似できないプロの能力

The More Senior Your Job Title, the More You Need to Keep a Journal -日記の効能についての記事を読みました

それは、駅に入ってくる電車の警笛みたいなもので

川上憲伸さんに学ぶ 一流プロとアマの違いは観る力にある

近藤康太郎 『三行で撃つ』 ちょっとうまく書けたら、と思う人へ

生成AIが浸透し「お前の仕事は何なんだ時代」になったとき、説得力と影響力だけが人間の仕事になるのでしょうか

昔の会社には、アシスタントさん的な役割の方が多くいました。 例えば部署にかかってくる電話の取り継ぎであったり、受注内容をホストコンピュータに入力をしてくれたりといった仕事です。 「この資料、コピーしておいて」のような、まさに昭和丸出しのサポートもしてくれていました。 Gen AIが、会社生活に浸透してきています。 とはいえ、私の使い方はまだまだ初級者レベルでしょう。 せいぜい下記くらいです。 日本語から英語への翻訳 長い英語の記事の日本語への翻訳 見込み客・顧客のビジ

都合良く解釈するシリーズ 痛風編

以前、こんなnote.を書きました。  ウォーレン・バフェットさんは、毎日5本のコーラを飲んでいるそうです。 わたしもコーラが大好きです。 稲盛和夫さんは、吉野家の牛丼が大好きだったそうです。 わたしも、吉野家が大好きです。 今日の、「都合のよいところだけ切り取るシリーズ」は通風です。 私は、少し前から通風の薬を飲んでいます。 贅沢病と呼ばれることの多い通風ですが、素直に「不摂生の結果」とは認めたくないものです。 ちょっと調べてみたら、すごいことがわかりました。そうです

『「静かな人」の戦略書』 内向型のあなたに わたしはINFJ-Aでした

「静かな人」の戦略書──騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法 本屋さんで、この本を手に取ったということは、自分が「静かな人」だという自覚があったのでしょう。 性格診断のMBTIの結果、わたしの内向型指標は67%でしたので、やはり内向型なのかもしれません。 この本は、そんな内向型の人に向けた本です。決して「内向型を治しましょう」という本ではありません。 本のタイトルにあるように、「賢者の戦略」の書という表現が相応しいかもしれません。内向型であることを肯定し

「ガッツフィーリング」じゃなくて、「ガットフィリーング」

恥ずかしながら、今日知りました。 ガッツフィーリングではなく、ガットフィーリングが正しいようです。この場合のガットは、英語のGut「腸」です。 ガットフィーリングは、直感、勘と訳すのが近いでしょうか。 これまで、ガッツフィーリング=「気合い込みの感覚で」くらいにフワッと理解していましたが、違うんですね。 腸は第二の脳と言われることもありますし、人間の体は、まず腸から作られるともいいます。腸が脳に指令を出していて、体内のセロトニンの90%は腸にあるという話も。 それく

マーシャル・ゴールドスミスは、「有名になる」と決めて今があるそうです

先日、マーシャル・ゴールドスミスと会話する機会がありました。  マーシャル・ゴールドスミスは、わたしが好きな本の著者であり、エグゼクティブコーチングの世界的権威という言い方をされる人です。  とある機会に、マーシャル・ゴールドスミスに質問する機会を得ました。わたしの質問は、「あなたは今でこそ、有名なコーチだが、どのようにしていまのポジションになったのか?」 でした。 彼は最初に「有名になる」と決めたそうです。 有名になる目的は、「影響力を持つ」ためです。  非常にシン

目から鱗、男性の育休、ベストなタイミングについて

男性の育児休暇は、2022年4月に施行された育児・介護休業法の改正により、その取得がより容易になりました。 わたしが働く会社でも、複数名の男性が育児休暇を取得しました。わたし自身の経験で言うと、子どもが産まれたタイミングと、転職タイミングが重なったので、産後まもなくから2-3ヶ月は「結果としての育児休暇」でした。とても貴重な時間でしたので、育児休暇の取得は賛成です。 一方、我が家は妻の実家が近く、義母に助けてもらったため、わたしが役に立てた覚えはありません。 育児休暇は

「宜しくお願い致します」という漢字の使い方は、正しくない表現だと知りました。

以前、こんなnote.を書きました。 「了解です」「了解しました」というのは、マナー違反であるという説?、論?意見?派?があるそうです。 こういうnote.も書きました。 絵文字で一般的な「サムズアップ」のマークは攻撃的だと感じる人が増えてきていると。 今日のテーマは、「よろしくお願いいたします」です。 わたしはちょっと前まで、メールなどで「宜しくお願い致します」と書いていました。恥ずかしながら、最近知ったのですが、どうやらそれは間違っているそうです。 まず「宜し

主語が大きくなったら要注意

note.を書くときにはいつも、トップの写真を何にするか考えます。 出来るだけ、内容に関連した画像にしようと思うのですが、しっくりくる写真が見つからないこともしばしば。 今日もいまいちしっくりくる写真が見つかりませんでしたので、選んだ写真は大量の栗です。 この栗は、隣の土地に生えている栗の木から、我が家の敷地に落ちていた栗です。何となくいいなと思って使ってみました。特に裏の意味などはありません。 さて、今日のテーマは「主語が大きくなったら要注意」です。 ネットで見つけ

わたしの好きなもの。素人には真似できないプロの能力

やっぱり「一流プロって凄いな」という話です。 以前こんなnote.を書きました。 一流プロは「目が良い」というのか、速い動きもスローモーションで見えているのでしょうか? それとも「あるべき形」が明確にあって、「それとのギャップ」を認識する能力に秀でているのでしょうか? とにかく一流プロの人には、見えるものがあり、それを言語化することが上手いということなのでしょう。 さて、今日はダンスの話です。 わたし自身はダンスを習ったこともなければ、得意でも好きでもありません

Dealing with Ambiguity -曖昧さへの対応-

以前、こんなnote.を書きました。 Dealing with Ambiguity -曖昧さへの対応- というコンピテンシーは、わたしが育ってきたビジネス環境においては、非常に重要なものであると、今も感じています。  市場環境は常に変化し、自社の戦略も変化します。 わたしが働く環境は、海外本社のグローバル企業における日本法人です。 ともすれば、変化する自社の戦略・戦術においても「本社からのDirection」を待ってしまいがちです。 しかし実際のビジネスにおいて、常に明

The More Senior Your Job Title, the More You Need to Keep a Journal -日記の効能についての記事を読みました

わたしがこの日記をnote.に書き始めたきっかけは、社員の皆さんに向けての自己開示でした。  「あの人って、いつも何考えているんだろうね?」というのを少しでも無くせれば良いなと思ったことに対するソリューションが、「自己開示のための日記を毎日書く」というものでした。 書いてみてわかったことは、「毎日スラスラ書けるほど書きたいことは無いし、毎日書くことを義務とすると、ドンドンしょうもない内容になる」ということでした。  そして「無理に書くのってどうなの?」 となり、「書くネ

飲水思源 感謝の気持ちをこめて

今日、一人の社員が最終出社日を迎えました。 彼は、会社の立ち上げ期から会社の成長をリードしてくれたかけがいのない仲間です。  わたしは、会社の立ち上げ期に活躍してくれた人が会社を去るたびに思いだす言葉があります。  「飲水思源」: 水を飲む者は、その源に思いを致せ という言葉です。 「井戸の水を飲むときは,井戸を掘った人の苦労への感謝を忘れない」という解釈です。 いま、私達が何気なくできていることは、実は誰かがそれを苦労して作り上げてくれたからです。  外資系企業で

年末年始にリラックスしながら読める本

いつか読もうと、積んである本を読むのに、年末年始はもってこいのタイミングです。 我が家にも、そんな本が散乱しています。 ここで悩ましいのは、休暇中リラックスしているときに、仕事に近い本を読んでしまうと、一気に仕事モードに切り替わってしまうことです。  お酒を飲みながらでも、のんびり読める、しかし仕事にも活かせる本を、二冊紹介いたします。 三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾 わたしの持論は「全ては母国語の力から」です。 外資系においても、日本語の能力があれば何とかな

それは、駅に入ってくる電車の警笛みたいなもので

やっている本人は全く悪気がなく、むしろ良かれと思ってやっているにも関わらず、相手や周囲が不快に感じてしまうことがあるなと思います。 わたしがいつも、イラッとしてしまうのは、駅に入ってくる電車が鳴らす警笛です。  恐らく安全のための警笛ですから、イラッとするのは筋違いなのですが、音が大きいからでしょうか、、「意味もなく憂さ晴らしをしている」ように感じてしまうことがあるのです。  道を歩いていて、軽くクラクションを鳴らされたときには、「あ、すみません」と素直に思えるのに、何で

川上憲伸さんに学ぶ 一流プロとアマの違いは観る力にある

今月note.の投稿をすると、25ヶ月連続での投稿になるそうです。最近は毎日投稿をやめてますが、連続記録と言われると「何か書かないと!」と思ってしまいます。 今日のテーマは「観察力」です。 川上憲伸さんのYouTubeを観ました。 いつ見ても凄いなと思うのは、川上憲伸さんなどの一流プロは、投球フォームを一目見ると、すぐにその改善点に気づきます。 素人のわたしも、アマチュアのフォームであれば、その改善点も何となくわかりますが、レベルの高いプレーヤーの改善点となると全く見

近藤康太郎 『三行で撃つ』 ちょっとうまく書けたら、と思う人へ

わたしの持論は「全ては母国語の力から」です。日本語の能力があれば何とかなります。 見まわせば「プレゼンテーションスキルを身につけたい」や「英語でのコミュニケーションスキルを身につけたい」という人はいますが、「(日本語の)文書を上手に書きたい」という人には、なかなか会いません。 もちろん「お前はもっと英語を勉強しろ」という指摘も聞こえてきますし、前向きに英語を勉強している人に水を差すつもりもありません。 ただ「英語もいいけど、日本語もね」とは思います。 今日の一冊は、文